スキャン対象がカラー原稿で、しかも仕上がりに高品質を求められる場合、断裁可・不可に関わらずADFは使わず手置きスキャナを使用しています。
白黒原稿ならばアクロバットのプラグインを使い、汚れや影の部分にマスク処理を施せば済みますが、カラー原稿の場合はフォトショップで補正を加える必要があります。
特に、原稿が断裁不可で用紙に厚みがあったり、ページ数が多いものは非常に厄介です。
左下の画像の様に、ページの中央付近に白っぽい帯状のテカりが出ることがあり、これを右下の画像のように目立たなく補正しなければなりません。
この補正処理は、なかなか手間がかかります。
良い方法はないか色々試行錯誤しておりますが、どうもこれといった決め手が見つかりません。
作業時間に見合ったコストをご負担いただければ良いのですが、なかなかそうも行きませんのでなるべく原稿の断裁をお願いしています。
フォトショップの機能を駆使すればある程度の時間短縮は可能ですが、要求品質の水準が高度な場合には少々無理が生じるかも知れません。
モニターで見る限り十分に高品質なレベルであり、なるべく手間をかけずリーズナブルなコストでのご提供を目指しております。
下の例などもよく見ると少々変ですが、品質・コスト・時間との兼ね合いということでご容赦ください。