タグ別アーカイブ: スキャン

業務実績

これまでに携わった業務実績の一部を以下に記載しました。
主にスキャン関連業務を抜粋しています。
TablePress というプラグインを使い、エクセルデータをワードプレスへインポートしました。

業務名作業内容
医学学会「学会誌」約30000ペ―ジのスキャニング、検索用キーワード入力(論文タイトル、著者名、所属名、要旨等)
電子工学系学会「学会誌」約50000ページのスキャニング、検索用キーワード入力(論文タイトル、著者名、所属名、要旨等)
情報処理系学会「学会誌」約40000ページのスキャニング、書誌情報のテキスト入力・校正
研究機関「新聞」約30000ページのスキャニング、検索キーワード入力(記事名、著者名、所属名、発行年月日等)
薬事情報申請/審査/報告書類約10000ページのテキスト入力、XML化(DTD設計を含む)、印刷用PDF及びHTML自動生成のためのスタイルシート作成
研究機関「図書館の書誌情報」入力用原稿のスキャニング作業、目次・書誌情報入力
自動車部品メーカー「標準化マニュアル」約15000ページのスキャニング、Word編集(作図を含む)
建材メーカー「カラーカタログ」約10000ページのカラースキャニング・画像補正、検索用キーワード入力
金融機関「業務マニュアル」約10000ページのスキャニング、Word編集(作図を含む)
総合建築会社「標準仕様書」テキスト入力、Word編集(作図を含む)
出版社「ビジネス情報誌DVD化」約60000ページのカラースキャニング・画像補正
国土交通省「調査表」データエントリー、集計分析票作成
東京都某外郭団体「アンケート」データエントリー、集計分析票作成
国立大学某研究室「アンケート」データエントリー、集計分析票作成
全国地方自治体「広報」携帯電話向けテキスト入力・HTML作成
某議会「議会議事録」約100000ページのスキャニング
建材/住宅機器「カタログ」約300000ページのスキャニング、PDF最適化
自動車メーカー「カタログ」約10000ページのスキャニング、PDF最適化

株式会社バーテムズネットワークス Virtems Networks Inc.

価格表

スキャン関連業務の価格表を以下に記載します。
上段がADF(原稿自動送り)、下段が手置き(フラットベッド)の価格表です。
TablePress というプラグインを使い、エクセルデータをワードプレスへインポートしました。

ADF(自動原稿送り)スキャン 
原稿サイズ名刺サイズからA3サイズまで
解像度300dpi推奨
白黒7円・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
カラー、グレー14円・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
OCR5円・・・OCRの読み取り精度は90%~95%程度です。
校正・修正新規入力費/校正・修正費 0.75円(文字)・・・99.97%以上の精度をお求めになる場合(オプション)
手置き(フラットベッド)スキャン 
原稿サイズ名刺サイズからA3サイズまで
解像度300dpi推奨
白黒20円・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
カラー、グレー30円・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
OCR5円・・・OCRの読み取り精度は90%~95%程度です。
校正・修正新規入力費/校正・修正費 0.75円(文字)・・・99.97%以上の精度をお求めになる場合(オプション)

株式会社バーテムズネットワークス Virtems Networks Inc.

スキャン後の画像補正(白黒の場合)

ADF付きスキャナの場合、断裁済みの原稿を読み込むので、元々曲がりが発生しにくい上、スキャナ自体に曲がり補正機能を有していることがあります。
そのため、敢えて曲がり補正(水平補正)を意識することは少ないかも知れません。
一方、手置きスキャナ(フラットベッドスキャナ)の場合は、ほぼ100%曲がりが発生するので、曲がり補正(水平補正)の工程は必須と言って良いでしょう。
しかし、曲がり補正ができるソフトウェアは意外に少なく、これまでは「読んde!!ココ」の曲がり補正を利用することがありました。
ところが、「読んde!!ココ」のPDF保存に問題があることが判ったため、さてどうしたものか…と思っていました。
その後、アクロバットXIに曲がり補正の機能があることに気が付きました。
「ゆがみ補正」という名称で、少々判りにくい場所にあります。

tool.gif

ツール→スキャンされたPDFを最適化→フィルター→ゆがみ補正
ゆがみ補正を「オン」にすると、PDFの曲がりを補正してくれることが判りました。

settei.gif

アクロバットのオンラインヘルプによると、最適化オプションのアダプティブ圧縮を適用とは、「各ページを白黒、グレースケール、カラーの領域に分割し、種類別に高い圧縮率で圧縮する一方で、見た目をほとんど変えずに表示します。」とありますので、チェックを入れておいた方が良いでしょう。
カラー/グレースケールについては、JPEG2000、ZIP、JPEGの3種類がありますが、どれも「圧縮をカラー画像コンテンツに適用します。」としか記述がないので、最も画質の劣化が少なそうなZIPを選択します。
白黒は、JBIG2(劣化なし)、JBIG2(劣化あり)、CCITT Group 4の3種類があります。JBIG2(劣化なし)はCCITT Group 4よりも60%の高圧縮が可能ですが、処理速度の低下、品質の劣化、Acrobat 5.0(PDF 1.4)以前のデータとの非互換等があるため、CCITT Group 4の選択をお勧めします。
高圧縮/高品質は、ファイルサイズの圧縮率と画質のバランスを設定します。
画質が気になる場合は、高品質にしておくのが無難かも知れません。
ゆがみ補正は、「スキャナーのガラス面の両端に対してページが平行に置かれていない場合、スキャンで生成されるPDFページがまっすぐになるように傾きを補正します。」とあり、これが曲がり補正(水平補正)のオプションであることが判ります。「オン」または「オフ」を選択します。
背景を除去の説明は次の通りです。
グレースケール画像やカラー画像を取り込むときに、白に近い色を白くします(白黒の画像には影響しません)。最適な結果を得るには、通常の白黒ページのテキストが濃い灰色または黒で、背景が白になるように、スキャナーのコントラストと明るさの設定をキャリブレーションします。次に、オプションを「オフ」または「低」にすると、適切な結果が得られます。オフホワイトの用紙または新聞用紙の場合は、「中」または「高」を選択します。
デフォルトは「オフ」です。
モアレフィルターの説明は次の通りです。
JPEG圧縮率を低下させ、モアレパターンを生じ、テキストを読みづらくする原因となるハーフトーンのドットを削除します。200~400dpiのグレースケール画像かRGB画像に適しています。また、アダプティブ圧縮の場合、400~600dpiの白黒画像に適しています。「オン」の設定(推奨)は300dpi以上のグレースケール画像とRGB画像のフィルターに適用します。 画像や塗りつぶされた領域がないページをスキャンするとき、または有効な範囲より高い解像度でスキャンするときは、「オフ」を選択します。
デフォルトは「オン」です。
テキストシャープニングの説明は次の通りです。
スキャンされたPDFファイルのテキストを鮮明にします。デフォルト値の「低」が多くの文書に適してします。印刷された文書の品質が低く、テキストが不明瞭な場合は「中」または「高」にあげます。
デフォルトは「低」です。

「読んde!!ココ」の傾き補正に関する問題点

「読んde!!ココ」はOCRソフトですが、スキャン画像の傾き補正機能だけを使用することもできます。
単ページはもちろんですが、左右見開きページの傾き補正もできるので大変重宝しています。
自動傾き補正の機能がなかなか強力なので、大量のデータ処理が必要な時など、OCRファクトリーを使ってフォルダ単位に一括でスキャン画像の傾き補正を行うことができます。
また、白黒、カラー共に傾き補正後の品質劣化が少ない点もメリットとして挙げられると思います。
難点としては、PDFの読み込み、書き出しに時間がかかることと、保存するPDFのファイルサイズが大きくなることです。
しかし、意外な問題点が発覚しました。
保存するPDFのファイルサイズが大きいことには気付いていましたが、XEROXやキャノン、シャープ等のスキャナで作成するPDFは独自の圧縮技術を用いているので、「読んde!!ココ」で保存する際に圧縮が解除されているのかな?…くらいにしか考えていませんでした。
「読んde!!ココ」でPDF保存を行う場合、PDFのオプションは選択することができません。
まさか、白黒モードがRGBモードのPDFに変わっているとは考えもしませんでした。
納品後にお客様から指摘を受けた時は、本当に背筋に悪寒が走りました。
次に、RGBモードのPDFを、品質を劣化させずに白黒モードへ戻すにはどうすれば良いのか?…という問題に突き当たりました。
なかなか良い方法が見つからず困っておりましたが、フォトショップを使えばどうにかできそうだ…ということが判りました。
手順としては、まずPDFをアクロバットで単ページに分割し、次にフォトショップでRGBをグレースケールに落とし、さらにモノクロ2階調へ落とします。
その時、種類は「50%を基準に2階調に分ける」を選択します。
これらをアクションに記録し、フォルダ単位にバッチ処理を走らせました。
上記の処理を行い、RGBモードのPDFを白黒モードへ一括変換しました。
品質は残念ながら少々劣化しましたが、幸い許容範囲内でしたので事なきを得ました。
元々は私の確認不足が原因ではありますが、「読んde!!ココ」のPDF保存にはこのような問題点があるのでご注意ください。

スキャン後の画像補正(カラーの場合)

スキャン対象がカラー原稿で、しかも仕上がりに高品質を求められる場合、断裁可・不可に関わらずADFは使わず手置きスキャナを使用しています。
白黒原稿ならばアクロバットのプラグインを使い、汚れや影の部分にマスク処理を施せば済みますが、カラー原稿の場合はフォトショップで補正を加える必要があります。
特に、原稿が断裁不可で用紙に厚みがあったり、ページ数が多いものは非常に厄介です。
左下の画像の様に、ページの中央付近に白っぽい帯状のテカりが出ることがあり、これを右下の画像のように目立たなく補正しなければなりません。

P2.gif
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この補正処理は、なかなか手間がかかります。
良い方法はないか色々試行錯誤しておりますが、どうもこれといった決め手が見つかりません。
作業時間に見合ったコストをご負担いただければ良いのですが、なかなかそうも行きませんのでなるべく原稿の断裁をお願いしています。
フォトショップの機能を駆使すればある程度の時間短縮は可能ですが、要求品質の水準が高度な場合には少々無理が生じるかも知れません。
モニターで見る限り十分に高品質なレベルであり、なるべく手間をかけずリーズナブルなコストでのご提供を目指しております。
下の例などもよく見ると少々変ですが、品質・コスト・時間との兼ね合いということでご容赦ください。

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しおりのエクセル読み込み、HTML書き出し

文書をスキャンしてPDFを作成する場合、しおりを付けずに納品するケースがあります。その際、検索ができるようにOCR処理を行ない、透明テキスト付きPDFにします。
また、PDFを見出し単位に分割して保存し、見出しをエクセルに入力して、該当のPDFへハイパーリンク設定を行なう場合もあります。ハイパーリンクの設定は、VBA又はハイパーリンク関数を用いて行います。
次のケースは、エクセルに入力したしおり名、ページ、階層の情報を、しおりの付いていないPDFへ一括で付加する例です。JavaScriptを用いて、自動処理でPDFへしおりを付加します。

■階層なし(エクセル→PDF)

excel_1.gif
pdf_1.gif

■階層あり(エクセル→PDF)

excel_2.gif
pdf_2.gif

この方法ならば、これまでOCR処理しか行なっていなかったPDFへも、手間をかけずにしおりを付加できるので利便性の向上が図れ、PDFを分割したりハイパーリンク設定を行なう手間も省略できます。
また、しおり付きのPDFからしおりの情報を抽出し、HTMLへ書き出すことができます。HTMLのリンク先はPDFのしおりページです。
PDFを分割しなくても、該当のしおりページへリンクすることができます。
Webページやブログに組み込んでしおりページへリンクさせたり、目次ページを作成する等の使い方もできます。
一旦、しおりの情報をエクセルへ書き出してから、関数を使ってHTMLタグを付け加えています。

■階層なし(PDF→エクセル→HTML)

mokuji_1.gif

目次

Total Documentation Solution ….. P1
ローカリゼーションDTP ….. P2
InDesign/FrameMaker DTP ….. P3
デザイン系DTP ….. P5
翻訳 ….. P6

■階層あり(PDF→エクセル→HTML)

mokuji_3.gif

目次

Total Documentation Solution ….. P1
 ローカリゼーションDTP ….. P2
  InDesign/FrameMaker DTP ….. P3
   デザイン系DTP ….. P5
翻訳 ….. P6

しおりの読み込み(インポート)

PDFには、しおりという大変便利な機能があります。
しおりは、目次と同様の役割を持っており、ワードやエクセルなどのオフィス系アプリからPDFを作成する際には、自動的にしおりを付加することができます。
しかし、スキャン画像からPDFを作成する場合、後からアクロバットで一件ずつ入力しなければなりません。
アクロバットには、しおりを読み込んだり(インポート)、書き出したり(エクスポート)する機能がありません。
しおりのインポート・エクスポートができたら、もっと使い勝手が向上するのは間違いないでしょう。
そこで、PDFのしおりに関連する有料・無料のツールを色々と調べてみました。
ネットを検索してみると、フリーソフトやシェアウェア、製品版等が多数ヒットします。
JavaScriptを使って処理する方法もあるようですが、エクセルと連携できるものが良いと思いました。
エクセルにしおり名、リンクするページ、しおりの階層を指定するだけで、後はしおりを付加するPDFファイルを選択して実行すればOK!というシンプルな機能で十分です。
しおりの階層は10階層も指定できれば十分ではないでしょうか。
いくつか実務に使えそうなソフトがありました。
これまでしおりの付加は、アクロバットで一件ずつ入力、リンク設定を繰り返さなければならなかったので、それなりの時間とコストがかかるものという既成概念がありました。
これからは、ツールの有効活用により大幅な省力化が可能になります。
今後、時間とコストの問題からしおりの付加を見送っていたお客様にも、きっと満足していただけるしおり付きPDFをご提供できるのではないかと考えております。